３月１１日

会津アピオスペースで開催された寺子屋方丈舎主催「学校で聞けない不登校対応とフリースクール」に参加してきました。
今回は前半は不登校新聞代表の石井志昂さんが登壇者として不登校対応、フリースクールについてお話しされました。後半は不登校対応についての悩みについて石井さんと寺子屋方丈舎スタッフの大岡さんを中心に参加された皆さんからの質問に応えたり、石井さん、大岡さん自身の不登校・フリースクール経験者たちの人生を語っていただきました。

不登校新聞の代表の石井さん自身、不登校経験、フリースクール経験があり、石井さん自身の経験のお話しだけでなく、不登校新聞の取材などを通し、沢山の人たちから得た経験談など貴重なお話しを聴くことができました。

石井さんからフリースクールの必要性のお話をされただけではなく、フリースクールをを選ぶ際に大切なことやフリースクールにしかできないこと、不登校の対応などを今までの経験や具体的な事例を通し、分かりやすくお話しされていました。

話しの中で「居場所＝人」ということを石井さんが仰っていましたが、私もフリースクール運営者の一人としてとても共感できました。後半の石井さんと大岡さんの不登校経験者のお話はお互い同世代ということでその世代ならではの不登校あるあるなどの話はとても興味深く聴くことができました。

子ども、当事者目線のお話しだけでなく、親御さん目線でのお話しもありましたが、主役は「子ども」「当事者」であることをとても大切にしていることを感じられたお話でした。いろいろとお伝えしたいことはありますが、なかなか上手に言語化できないので、当日の様子を画像で上げますのでそちらをご参照ください。

不登校新聞代表の石井さん、寺子屋方丈舎の江川さんに久々にお会いできただけでなく、いろんな人と素敵なご縁もいただけました。石井志昂さんの新刊「フリースクールを考えたら最初に読む本」も購入できました。

イベントの帰りに３．１１ふくしま追悼復興祈念行事in会津輝け！未来キャンドルナイトにふらっと立ち寄ってきました。県立会津高校合唱部の「群青」の合唱を聴くこともできました。被災地でもある小高を題材とした合唱曲を気持ちや想いを込めて歌っている様子にマスク越しではありましたが、それでもとても心を打たれ、心から感動させられました(*^-^*)

「不登校」「フリースクール」というワードが以前に比べてメディアなどの取り上げなどにより身近になってきた感じはしますが、現状はまだまだ「フリースクール」などの居場所が十分に足りていない状況にあります。今日の話の中で「不登校」は選択の一つと石井さんが仰っていましたが、「不登校」など多様な学びの場やカタチを選択できる社会になってほしいと思います。

私の当日のメモも掲載してますが、おそらくほとんどの人が解読不可能だと思います(^^;