2024年を振り返って...
今年(2024年)も残りあと僅かになりました。フリースクールヒュッゲのこの一年を振り返ってみると、今年もいろんな方に居場所、相談などでご利用していただきました。
今年はフリースクール合同イベントに参加する機会が増え、他のフリースクールの子たちと交流する機会も増えました。イベントなどを通し、子どもたちのいつもとは違った様子や成長している様子をたくさん見ることができました。
フリースクールを開校して今年で6年目になりました。フリースクールは不登校などで学校、家庭以外の居場所を必要としている人が利用することが多いですが、年々「命」に係わる案件が増え、今年も「命」に係わる案件がいくつかありました。今年は特に医療機関などとの連携する機会が増え、支援の輪が広がりました。
不登校の数は年々増え続けているにも関わらず、相談支援や居場所利用に繋がっている人がまだまだ少ないという現状があります。フリースクールヒュッゲは相談件数は年々増えてきてはいますが、居場所利用者は不登校の数の増え方に比べてまだまだ少ないです。
フリースクールの課題には経済的な障壁、地理的な障壁などいろいろありますが、フリースクールの存在をもっといろんな人に知っていただき、必要としている人が必要な支援を受けられる状況を増やしていきたいと思います。
特に「命」に係わる案件が増えるにつれ、フリースクールはただの「居場所」でなく、「命」を守るための大切な「居場所」になっていることを強く実感しています。
フリースクールヒュッゲは来年1月で7年目を迎えますが、ここまで続けられたのは皆様のご理解、ご協力の賜物です。この場をお借りして皆様に心より感謝申し上げます。フリースクールヒュッゲを必要としている人たちの「かけがえのない居場所」としてこれからもより多くの人にご利用して頂けるよう今後ともご理解、ご協力宜しくお願いいたします。
フリースクールヒュッゲ代表 関口 健志