11月に入りました...
11月に入り、今年も残り2ヶ月を切りました。今年を振り返るにはまだ早いですが、今年もいろいろありました。ここ最近は「命」と向き合う出来事があったり、「居場所」の必要性をさらに感じています。
ヒュッゲは今のところ中学生がメインのご利用が多いですが、いろんな世代の人に利用していただいています。皆さん、それぞれの事情や背景などさまざまですが、それぞれにその人なりの生きづらさを持っていますが、ヒュッゲで他の人たちと関わることでいろんな思いや楽しい経験などを共有したりしています。
ヒュッゲ(Hygge)は「人と人とのふれあいから生まれる、穏やかな居心地の良い雰囲気」という意味を表すデンマーク語です。今年でヒュッゲは開校して5年目に入ってますが、この「ヒュッゲ(Hygge)」という言葉の良さや大切さをフリースクールという居場所提供を通し、年々強く感じます。
児童生徒の不登校の人数のみならず自殺者数が令和4年度は過去最多となっている現状において、フリースクールといった学校、家庭以外の居場所の必要性が高まっています。不登校や自殺は他人事ではなく身近な問題ですが、不登校や自殺そのものよりもそれを生み出す環境や風土や社会に問題があるのではないかと私自身とても強く実感しています。
自分自身の「居場所」や「心の拠り所」がなくて苦しんでいる人は少なくありません。ヒュッゲに来る子や人たちも「居場所」や「心の拠り所」を求めている人がほとんどです。ヒュッゲを理念に「自分らしく生きる、もう一つの居場所」の提供を常に目指していますが、これからも必要としている人に必要な居場所を提供できるよう日々の活動を継続できればと思います。
話は変わりますが、学びスペースあうるの森さんが開催する「学縁祭」に向けて作成したダイヤモンドアートがついに完成しました。ヒュッゲの人たちがみんなで一つのものを作り上げたのはこれが初めてでしたが、なんとか完成することができました。ダイヤモンドアートの一つ一つそれぞれにみんなの思いが詰まっていると思うと感慨深いですね。
最後に、私事ですが、11月で50歳を迎えるにあたり、「フリースクールヒュッゲ代表関口健志50歳バースデードネーション~自分らしく生きるもう一つの居場所~キャンペーン」を実施しております。バースデープレゼントの代わりに皆様からの温かいご支援を必要としてる人のために施していただけたらと思います。
「居場所」や「心の拠り所」を必要としている人や未来を担う子どもたちのためにも宜しくお願い申し上げます。
バースデードネーション
https://syncable.biz/campaign/5137