「居場所」って...人だよね
先日、埼玉と島根の2拠点で活動し、居住地の島根にて「居場所」作りを始めようとしている方が見学と「居場所」作りの相談のために埼玉からヒュッゲにお越しいただきました。
折角お越しいただいたので、見学のみならず、ヒュッゲの子たちやボランティアの人たちと交流してもらいました。若いながらも彼女自身不登校経験、教員経験もあるとても笑顔が素敵な優しいお人柄であり、地元の島根になんとか「居場所」を作りたいと熱い思いも持っている方でした。
「居場所」作りの相談の中でいろいろと不安や悩みを打ち明けてくれましたが、彼女との相談をしていく中で自分自身「居場所」についてあらためて考える機会にもなりました。
当事者経験者が「居場所」作りを始めるにあたり、自分自身の辛かった過去と向き合うことがあります。自分自身の過去に向き合いながらも今や未来を見据えて行動していくことは簡単なことではありませんがそれでも「居場所」作りに向けて行動している彼女の姿はとても素晴らしく、彼女の想いに私自身も励まされ、背中を押された感じになりました。
「居場所」とは「箱ではなく人」と実感することが多く、ヒュッゲに来る子やボランティアさんそれぞれにとってお互いの存在がそれぞれの「居場所」になっており、あの人がいるから、あの人に会いたいからという気持ちがヒュッゲに満ち溢れていることを実感することが多くなりました。
「居場所」=「人」であることは学校、家庭、フリースクールなどの居場所などどこでもなりえます。
私自身も皆にとって「居場所」になれるような「人」になっていきたいと強く思います。
また、今回の来訪でいろんな人とも繋がれることもできました。コロナ禍だったり、SNSなどのネットワーク社会が発達し、直接会わなくても人間関係を構築できる社会へとなってきましたが、自分の足で直接「人」に会うことでその人だけでなく、その人を取り巻く環境や空気感を肌感覚で感じることができます。また、「人」に会うという行動を通していく中で思いがけない人との出会いも生まれたりもします。
私自身、これまでいろんな人とあってきましたが、その人一人一人が私の「居場所」になっていると言えるのかもしれませんね(*^-^*)
私の場合、「一期一会」でなく、「一期多会」かもしれませんが...(^^;