自分軸
2020年09月28日
三条東公民館にて開催された「不登校、発達しょうがいの(経験から聞く)座談会」に参加してきました。前半は不登校経験の保護者として、ゆきわりの会のしおたさん、駄菓子屋まるごの本間さん、不登校支援者としてフリースクールP&Tの鈴木さん、自遊空間向日葵の池田さんが登壇し、不登校、障害などのテーマについてそれぞれの立場からお話しされていました。
後半は会場にいる人たちと登壇者とのトークセッションと当事者からのお話しを聴くことができました。トークセッションの中で世代間の価値観の違いが見られたり、様々な立場、世代の人たちの思い、考えを知ることができました。
今回の座談会には不登校経験者、当事者の方が何人か参加されていました。参加されていた当事者の人たちの思いを聴く機会があったのですが、当事者の声が一番心に響きました。
不登校を経験している人たちの多くは自分と向き合う時間がたくさんあります。その中で自分と向き合うことで「自分軸」というものを形成しながら、本当の強さを手にし、成長しています。
改めて「自分軸」の大切さを認識することができました。
私自身もいろんな方のご相談の中で、他人軸で生きていることで必要以上の生きづらさを感じ、不安や悩みを抱えているが多いと感じます。「自分軸」になるためにはシンプルに自分の好きなことを好きなだけ楽しく没頭することだと当事者の方が仰っていましたが、私もそう思いました。自分の好きなことや楽しみの中で「自分らしさ」や「自分軸」が出てくるのではないかと私も思います。
これからの時代を創っていくのは今の若い人たちです。その若い人たちが活躍しやすい場、環境づくりのお手伝いを私自身これからもしていきたいと思います。