令和3年度適応指導教室・訪問指導合同研修会...
2021年12月17日
新潟県教育委員会主催による「令和3年度適応指導教室・訪問指導合同研修会」に参加してきました。この研修会は新潟県内の適応指導教室、不登校担当の先生のみならず県内のフリースクールや不登校の親の会などの民間の団体も参加する合同研修会です。
今回で3回目の参加ですが、今回も適応指導教室の先生方や不登校担当の先生、教育委員会の方と情報交換や交流をすることができました。正直、ほとんど学校関係の人ばかりで我々のような民間の団体の参加数がまだまだ少ないと感じました。
合同研修会で出された資料のデータは文科省の調査=学校の調査によるもので学校にとって都合のよいデータかなとも思いました。それでも今回の資料で全国のみならず新潟県も不登校の人数が増加していることがわかりました。
毎回、思うことなのですが、合同研修会の進め方が「学校、学校」している感じがして、もう少しゆるい感じがあってもいいのにと思いました。それでもグループ協議ではそれぞれの先生方の考えや人間性が感じられることができ、いい雰囲気の中で対話をすることができました。
個々人の先生方はそれぞれの先生の魅力を感じることが出来ますが、学校という組織にいる先生方に距離感を感じることがあります。学校の立場、家庭の立場、子どもの立場、支援者の立場などそれぞれの立場がありますが、それぞれの立場や違いを理解しつつ、それぞれが共存できる環境づくりができたらと思います。
それぞれの立場がどうであれ、主役は「子ども」ということを忘れないようにしたいです。
参考のため今回の研修会でいただいた「新潟県における不登校児童生徒の現状と課題」の資料を上げときました。