「間違い」「違い」を楽しむ!!

2022年08月09日

私自身いろんな場面で学習支援をする機会がありますが、その中で「間違い」に出会う機会も多々あります。だいたいの子は「間違い」に気づくと「間違う」ことを悪いことと認識し、「正解」に直そうとします。また、解答の解説や先生に教えられた通りにすることが「正解」だと認識している子もいます。

しかし、実は「正解」よりも「間違い」の中に多数の発見や学びがあり、「間違い」の数だけ自分自身を成長させ、新たな思考の発見にもなることがあります。「正解」に至るプロセスだけでなく、「間違い」に至るプロセスにもその人その人の考えや個性が出ます。

「正解」「間違い」の二択ではなく、「正解」に至るプロセス、「間違い」に至るプロセスについて考察することでその人の考え方などが分かるだけでなく、私自身その「違い」にあらたな発見を見出したりして楽しんでいます。

学習以外でも「正解」のみを求められ、「間違い」をしにくい世の中と感じることが多いです。何が「正解」で何が「間違い」なのかを決めつけるのではなく「間違い」「違い」を認め合える世の中であってほしいと思います。

「間違い」「違い」も「個性」の一つ

「間違い」「違い」を楽しもう!!