「ひきこもり先生」観ました!!

2021年06月13日

NHK土曜ドラマで「ひきこもり先生」の放送が始まりました。ひきこもり・不登校などをテーマにしたドラマで、11年間のひきこもりを経験した後、公立中学の不登校生徒が集まるクラスの非常勤講師となる主役の上嶋陽平を佐藤二朗さんが演じています。
不登校・ひきこもりが大きな社会課題として注目されるようになり、不登校・ひきこもり関連の番組やドラマが放送される機会が増えました。不登校・ひきこもりについての関心・注目が以前よりも増えましたが、不登校・ひきこもりについての認知度はまだまだ低く、昔からの固定観念や間違った見方をされている方がまだまだ多いです。そういった現状の中で放送された「ひきこもり先生」ですが、このドラマは新時代への不安と向き合いながら社会とのつながりを模索する大人と子どもたちの物語であり、「生きていける場所」を求める日本人へのメッセージも込められています。
上嶋陽平役の佐藤二朗さんの演技のハマり具合と熱量が半端なく、演技にかける想いも伝わってきました。
今回は第1話でしたが、ドラマの終盤の「生きよう」という上嶋陽平の声掛けがとても心に響きました。「生きろ」ではなく「生きよう」という声掛けから、寄り添おうとする気持ちがより伝わってくる感じがしました。
全5話の放送ですが残りの放送も見逃せません!!!
子どもだけでなく大人にも「生きていける居場所」が必要な時代だと思います。
フリースクールヒュッゲもそんな居場所の一つとなれるようこれからも活動を続けていきます。